アロマセラピーは植物療法のひとつで、植物から抽出される生命エネルギーがいっぱい詰まった精油を使い、心や身体を癒し、一人ひとりの持つエネルギーを高めてゆくものです。「ホリスティック」とは「全体」とか「総合」、「聖なる」という意味をを持っている言葉です。

つまりホリスティック医学とは、人間を「心」「身体」「エネルギー」「霊性」の四つの面から総合的に捉え、これらを全て良い状態に整えていくという考え方です。アロマセラピーもホリスティック医学のひとつで、体と心は密につながり、病気や怪我も心を変えてゆくことによって共に癒されてゆくと考えます。

そして癒していくのは自分自身であるということ、セラピストはあくまでもお手伝いをするだけだと自覚すること、さらには病気や怪我をマイナス要因と捉えるのではなく何らかのメッセージだと明るく考えてゆくこともホリスティック医学の大切な考え方です。私たちが本来備え持っている自然治癒力は、プラスの意識の中でこそ強く働くものだからです。